灘校の土曜講座で詩について講義、そして白鶴美術館に行ってきました

 秋風に いよよまるまる鶉(うづら)かな      (坂内 文應)  曹洞宗の僧侶にして俳人の坂内さん、待望の第二句集『天真』がふらんす堂より刊行されました。誕生したばかりの句集から秋の句を引きます。第一句集の『方丈』が2001年でしたから、ほんとに満を持しての一冊です。この句、藤原俊成の名作「夕されば野辺の秋風身にしみて 鶉…
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愛媛紀行(続)・大洲の臥龍山荘と少彦名神社(参籠殿)を訪ねました

 大いなるものが過ぎ行く 野分かな     (高浜 虚子)  台風19号、稀代の雨台風となったようで、各地での大河の氾濫、特に千曲川の堤防決壊による浸水を伝えるニュースには驚かされました。新幹線の車列が水没している!これも地球温暖化が生んだ惨状でしょう。虚子のこの野分の句は、雨よりも強風をともなう大きな台風が通ってゆく気配を詠…
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愛媛紀行・久万美術館の企画展を観ました+松山市内の久米官衙遺跡群を見学、これには唸りました

 野分吹き返し立てたり 雲の峰    (高橋 睦郎)  睦郎氏の句集『十年』で詠まれた野分、つまり台風の句です。台風の強い風が雲の峰を立てていった、と風雅に表されますが、目下日本列島を狙う今年の19号は、史上最強!のものとか。とても俳句になど詠んでいる場合ではありません。  台風19号の接近が先週でなくて良かったです。先…
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